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先代死去の当日に金庫から5000万円強奪!住吉会会長を逮捕、内部に「打倒」匿名文書飛び交う

関東最大の指定暴力団・住吉会が未曾有の内部崩壊危機に直面した。先代会長の死去当日に金庫を漁ったとされる現会長の逮捕に、組内から激しい反発の声が噴き上がっている、『週刊プレイボーイ』(7月3日号)のサイトが報じている。

関東最大の広域指定暴力団・住吉会が、空前の内部抗争危機に揺れている。週刊プレイボーイの関連サイトが7月3日付で報じた内容によると、同会会長・小川修司容疑者(別名・修)ら7人が昨年12月、千葉県警に窃盗の疑いで逮捕された。

調べによると、小川容疑者らは2022年5月、先代会長・関勲氏が死去したその日のうちに、千葉県柏市の関氏宅に押し入り、金庫から現金5000万円を持ち去った疑いが持たれている。

この行為は、ヤクザ社会の道義規範「仁義」に著しく反するとして、組内に激震が走った。「先代の遺族が悲しみに暮れる中、死亡当日に金庫を開けて現金を持ち去るのは断じて許せない」との声が噴出。小川派は「相続財産ではなく、組の上納金や集金した資金だ」と釈明しているが、アウトロー筋の専門家は「経緯がどうあれ、死亡当日の現金奪取は強く非難されている。会長交代を求める声が住吉会内部で公然と上がっている」と語る。

逮捕の約2年前から、組内では小川会長の行動を糾弾する匿名の文書が出回っていた。特定の勢力が組織的に最高幹部の失墜を図っていた実態が浮かび上がる。

混乱に乗じて後継候補に急浮上したのが、傘下団体・京王会の会長・小島秀樹容疑者(75)だ。京王電鉄沿線という一大シマを握る実力者で、対立する山口組の最高幹部・高山清司氏との太いパイプも持ち、その影響力は絶大とされる。しかし警視庁は4月、小島容疑者を組織犯罪処罰法違反(不正購入の高級トヨタ・アルファード使用)の疑いで逮捕。捜査関係者の間では「軽微な容疑による逮捕は、組織の内部混乱を解明するための別件である可能性が高い」との見方が強まっている。

さらに警察の包囲網は、住吉会の拡大を長年牽引してきた有力傘下団体・幸平一家にも及んでいる。20〜30代の若手組員を積極的に勧誘してきた同組織を標的に特別捜査班が設置され、スマートフォンアプリを通じて匿名で指示を出し合う「トクリュウ(匿名・流動型犯罪グループ)」との連携疑惑を徹底追及。恐喝・監禁・強盗などの容疑で逮捕が相次ぎ、今年に入り組員の大量離脱が起きている。

アウトロー社会には古くからこんな格言が伝わる。「稲川はカネがかかり、住吉は時間がかかり、山口はいのちがかかる」。合議制による意思決定を伝統とする住吉会では、誰か一人が組の方向性を独断することはできない。仮に会長交代が決まっても、分裂を避けるためには慎重かつ長期の手続きが不可欠だ。「時間のかかる」組織が、警察の重包囲の中で複数の戦線に同時対応を迫られている。住吉会の命運は、今まさに瀬戸際にある。